**リハビリ** 転院後は昼間はリハビリ用の服(おもにTシャツとパンツ)、夜はパジャマに着替えます。 OT(作業療法)片まひになってから初めての自分での着替え。 着る時は麻痺側(まひそく)から、脱ぐときは健側(けんそく)から。 PT(理学療法)車椅子⇔ベッドの移乗練習。 ベッドに対して車椅子を置く位置、角度。ベッドの柵を利用して立ち上がり、車椅子へ。またベッドへ。 ST(言語療法)声を長く出したり、文章を読む。ストローで水の中に息を吐く。舌の出し入れ。 リハビリの時間は1日180分までと決まっているため、STは1ヶ月ぐらいで卒業しました。 「コミュニケーションは問題ないから、その時間をOTとPTに使いましょう!!」って訳です。 こんな幼稚園並のことから始まったリハビリも…退院時には小学生のお手伝いぐらいに(^^;;
最終的には、退院に備えて生活支援の訓練 T字杖で3階まで階段を昇降(ウチが3階建てなので慣れるため)。 療法士の先生たちと外にお散歩して、横断歩道を渡る。 調理実習で食事の準備、洗いものや掃除の練習、etc.
この病院では自立度を評価するのに、18項目の日常の活動に対し7段階で表表します。 1…全介助 〜 7…完全自立まで、126点がすべて完全自立。 入院時79点が、退院時は118点になっていました(^o^)v 8点の減点は、トイレ、お風呂、階段、歩行で手すりや杖を使うことと、 浴槽の出入りや階段の昇降は危険なので誰かに見ててもらうこと(見るだけで手は貸さない!)。
**リハビリの目標** 最終目標は「右手を使うことと、普通に正しく歩くこと。」 入院中はリハビリ室でたくさんの人ががんばっているので、 他の人を見て「あこがれのリハビリ」を目標にしていました。 自分で床から立ち上がれないときは立ち上がりの練習にあこがれ、 一歩も外に出られないときは、外に歩きに行く人があこがれ、 4本杖の時はT字杖が、というふうにその時々に目標になる人を目指していました。
目の前の毎日の目標は・・・数字で結果がはっきりわかることが大好き!! たとえば、10?歩くのに何秒かかるか? 紙筒を右手で支えて机の上に何秒立てていられるか? リハビリ室まで歩くのに何分かかるか?etc. 数字に出ないのはイマイチ(><)
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