いよいよ新しい病院での生活が始まりました。 写真で見た通りの明るく広い個室、広いリハビリルーム、大勢のスタッフ。 とりあえず第一印象は期待をうらぎりませんでした(^^) Z病院は「回復期リハビリテーション病院」です。 生命に危険があるか、障害の進行、悪化が起こりうる時期を「急性期」というのに対し さしせまった生命の危険はなくなりリハビリに専念するわけです。 *転院時の私* 移動…車椅子 食事…自立 トイレ…見守り 移乗…見守り これはどういうことかと言うと ごはんは勝手に食べてもいい。 トイレに行くのにベッドから車椅子に移るのは危険なので、ナースコールを押して、 スタッフさんを呼んで、トイレの中で座るところまで見てもらう。 済んだらまたトイレの中でナースコールを押して、車椅子に移りベッドに移るまで見てもらう。 ということです。
このころの自分の1番の目標「ひとりで好きな時にトイレに行くぞ!!」
転院後だんだん自分の状態がわかってきました。 こういう病気は、100人いれば100通り状態が違います。 同じ右片まひといっても自分と全く同じ状態の人はいません。 回復していく過程も違うし結果も違います。 同じように見えても見えないところが違います。 たとえば、感覚に異常があったり、頭痛やめまいがある人もいれば、 しびれやいろいろな痛みがある人もいます。 記憶力、視野、聴力、言語、思考、認識、etc.・・・・ ありとあらゆる部分で右半分に異常が起こりうるわけです。精神的に鬱状態になる方もいます。
私も右手の指先は感覚がにぶいし、しびれも少しあります。顔の右半分に強張りも残っています。 ただ、ラッキーなことに右半身の動きと感覚以外、ほとんど障害は出ませんでした。
そういう状態に救われて、割と早く精神的に開き直る・・・と言うか、立ち直ることができました。 起こってしまったことは仕方ないけれど、これからの人生のことを前向きに 考えられるようになっていきました。
この病院に5ヶ月間という長い間お世話になって、本当にたくさんのことがあったので それぞれ分けて残しておきますねφ(。。 )
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