2008年6月2日、夜10時を少し過ぎた頃・・・・ネットをしながら主人に

「お茶でも飲みに行く?」なんてのんきなことを言っていたら・・・「あれっ?クリックできない!!!」

そう言った途端、体中の力が抜けて??何が起こったの????

 

「動くな!!」椅子に座っていた私を主人がすぐに支え、娘が救急車を呼びました。

10分ぐらいで救急車が到着し近くの救急病院に。

救急車の中でも意識ははっきりしていたのですが、名前を聞かれたときに舌がもつれていました。

すぐに脳神経科の先生がかけつけ

「脳出血ですが、出血量も少ないので手術はしなくても大丈夫ですよ!」

その日は主人が泊まってくれましたが、私は状況を理解していませんでした。

 

後から思えば、病気になったことは「不幸」ですが「幸いにも」と言えることがたくさんありました。

家族のいるところで起こったこと

椅子に座っていたので倒れなかったこと

玄関横の部屋にいたので動かずにストレッチャーに乗せられたこと

救急車の到着も病院の受け入れも早かったこと・・・etc

1人で倒れている状態で見つかったら・・・と思うと・・・・・

 

私には娘が2人います。当時23歳と24歳。

その日に娘たちがまず悩んだのは、78歳で一人暮らしの実家の母に

「お母さんがが倒れたことをどうやっておばあちゃんに伝えようか?」でした。

話せばショックを受けることは決まっています。

その日はもう遅くて母は眠っている時間なので、 

翌朝実家に直接話しに行きました。

 

母はすぐに病院にかけつけてくれました。

表面上は冷静に普通に接してくれましたが、内面はどれほどショックだったか…

最大の親不孝をしてしまいました。

 

 
 

 

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